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「松田家」

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    松田家

    これは「松田家」という題名のイラストです。
    制作者は田畑舞子氏、現在東京で活動中ですが盛岡出身でかつて少女時代に訪れた親戚の家を思い出しながら描いたそうです。
    私は、この絵が一目で気に入ってしましました。無理にお願いして
    ブログアップの許可をいただきました。
    ながめていると心が安らぎます。なぜでしょう?
    昭和30〜40年代の生活風景、レトロなノスタルジー・・・それだけではありません。えん側のガラス窓、居間の障子といった窓まわりの建具に歴史的興味を感じました。
    日本の近代史の幕開け、1868年戊辰戦争の後、明治時代に入り政府は西欧文明を積極的に導入しました。やがてあらゆる異文化が怒涛のように日本に入って来ました。
    制度、言語、思想、歴史、文化、科学、医学・・・そして衣食住へと。
    建築においても木造軸組工法からレンガ等の組積構造へ、床は木材、畳から陶製タイルにじゅうたんへ。窓は木戸と障子から上部半円小窓のガラス窓にカーテンへと。・・・あらゆる素材、工法、室内装飾において変化が生じました。
    ところが、やがて双方の利点を組み合わせて和洋折衷の住居をつくりあげていったのです。このイラストには、そんな日本人の工夫力が見事に現わされているように思います。
    えん側の明るいガラス戸は、かつて重く暗い木戸でした。
    室内の障子は直射の光を和らげる日本古来のインテリアですが、
    真ん中にはめ込みガラスを入れることで、室内に開放感とモダンなデザインを演出しているのです。
    盛岡市内は、明治17年の河南大火以降災害も少なく、また先の大戦でも大きな戦火をまぬがれたのでイラストのような木造の住宅や明治・大正時代の古い町屋もたくさん残っています。
    あなたのまわりの地域の歴史や文化を見直して普段の生活やインテリアに取り入れる工夫をしてみませんか?

     


                
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